Rによるやさしい統計学

Rによるやさしい統計学

Rによるやさしい統計学

全体

  • Rを使いたい人向け
    • ほかに統計の入門書を読んで、統計学の知識がある。
  • どちらかというと、統計を学ぶというより、統計をちょっと学んだひとが、Rで統計を実践する方法を学ぶ本なのかなあ
  • 統計の本であり、統計の数式はでてくるけれど、数学っぽさはない。
    • 証明や数式の導出などはない。
  • とにかく、サンプルデータにRを適用しながら、はなしがすすんでいく。

各章

  • 第I部 基礎編 (1〜7章)
    • 4章 母集団と標本 あたりまでは、統計についての説明も、Rについての説明もとても丁寧な印象
    • 5章 統計的仮説検定 あたりからは、自分は、次々出てくる話題を消化しきれなかった。他の本でやった話題がけっこうあったんだがなあ。
  • 第II部 応用編 (8〜20章)
    • こちらは、Rをつかって、実際にデータを分析してみる。
    • 回帰分析とか因子分析とか、やっぱりほかの統計本でも、入門ではあつかわないか、または後半にでてくるような話題をとりあつかっている。
    • 自分は、基礎編よりは、応用編のほうがたのしめた。
  1. R と統計学
  2. 1 つの変数の記述統計
  3. 2 つの変数の記述統計
  4. 母集団と標本
  5. 統計的仮説検定
  6. 2 つの平均値を比較する
  7. 分散分析
  8. ベクトル・行列の基礎
  9. データフレーム
  10. 外れ値が相関係数に及ぼす影響
  11. 統計解析で分かること・分からないこと
  12. 二項検定
  13. プリ・ポストデザインデータの分析
  14. 質問紙尺度データの処理
  15. 回帰分析
  16. 因子分析
  17. 共分散構造分析
  18. 人工データの発生
  19. 検定の多重性と第1 種の誤りの確率
  20. 検定力分析によるサンプルサイズの決定