マンガでわかる統計学 因子分析編

マンガでわかる統計学 因子分析編

マンガでわかる統計学 因子分析編

全体

  • 一般向けの入門書
  • マンガというのがやっぱり最大の特徴か
    • マンガでわかる統計学シリーズのうちの1冊
  • 先生役と生徒役のふたりの対話形式で統計の説明がすすんでいく。
    • 先生役は、みう、生徒役は、ルイ。シリーズの両ヒロインが登場だ!
  • 説明は、ゆっくりていねい
    • はじめのほう、全体の1/3ぐらいは、アンケートなどデータの集め方、整理の仕方を説明
    • 各分析の手順については、
      • 分析を始める前に注意点を上げてある
      • 細かいステップに分けて、順を追って説明
      • 計算もていねい。
        • もっとも計算は、説明の流れの中で、ばらばらに登場する。計算をおいかけづらかった。
    • 数式の導出などはない。
  • 練習問題はない
  • 必要な予備知識としては
    • 線形代数というか行列
    • 他の教科書を見ると、微積分がいるのだけど、本書では、すっぱりと避けたようだ。
  • 1冊目で読むのも良いし、他の本を読んで「わけわからん」という体験してから、読むのも良いと思う、というか、よかった。

各章

  • プロローグ あなたと私の因子分析
  1. アンケートの基礎知識
  2. 調査票と質問
  3. 数学的な基礎知識
    • 行列などの復習
    • もちろん、自分で他の本で勉強するしかない
  4. 主成分分析
    • 題材は、人気ラーメン店のラーメンの分析
  5. 因子分析
    • 題材は、登場人物たちがはたらく喫茶店の顧客アンケートの分析
  • 付 録 さまざまな分析手法