多変量解析のはなし―複雑さから本質を探る

多変量解析のはなし―複雑さから本質を探る (Best selected Business Books)

多変量解析のはなし―複雑さから本質を探る (Best selected Business Books)

全体

  • 一般向けの入門書(だと思う。)
    • 本屋で眺めた何冊かの「多変量解析」の本の中では、一番とっつきやすそうだった。
    • 数式も少ない。
  • タイトルに「複雑さから本質を探る」とあるとおり、パッと見、規則性なんか見えないような数字の表から、なにかの数字を浮き上がらせるための統計的な手順を紹介している。
    • 浮き上がらせた数字に、意味や価値を見い出すのは、統計の範囲外のようだ。なるほど。。。。
  • 個々の手法に関して、動機付けというか、そのようなアプローチをとる理由というか、そういうようなことを言葉で説明してあって、読み進めやすかったと思う。
  • 練習問題はない。はなしをよんでわかったところで、もっと、手を動かす必要があると思う。
  • 統計の入門書を何冊か読んだので、次のステップとして、多変量解析の本を読み出したその1冊目だったのだけれど、多変量解析むずかしそう。。。。
    • 統計を実践するためのツールであるRの勉強もはじめようとおもって、R関連の本をパラパラ眺めてみると、正規分布とか検定・推定の話題もあるものの、それらをちょっとやって多変量解析の話題になってしまうようなので、多変量解析を先に勉強することにしたのだが。
  • とにかく1歩を踏み出して、ゆっくりでも勉強しなきゃだ。

各章

  1. 多変量解析に触れる
  2. 順位相関を求める
  3. 相関係数はこれだ
  4. 相関の変わり者
  5. 直線で回帰する
  6. 重回帰分析のはなし
  7. 因子分析のはなし
  8. 主成分分析のはなし
  9. クラスター分析のはなし
  10. 判別分析のはなし
  11. 多変量解析と数量化
    • ここは、本当におはなしだけ。