Head First Statistics ―頭とからだで覚える統計の基本

Head First Statistics ―頭とからだで覚える統計の基本

Head First Statistics ―頭とからだで覚える統計の基本

全体

  • 500ページもあるのだけど、内容はそんなに多くない。はなしは、ゆっくりすすむ。
  • 他の、このシリーズの本と同様に、「今、あなたはこんな場面にあって、さあどうする?」といった感じで、はなしがすすんでいく
  • 前半は確率、後半は統計という、入門書では、典型的な構成、典型的な内容
    • 確率の説明のほうが、特に丁寧かな
    • 統計は、2項分布とか正規分布とか、推定とかも同様に丁寧だけど、こちらは、もっと多くの例や具体的な題材があったらよかったかも。
  • このシリーズは、オライリーということで、本屋では数学じゃなくてコンピュータ関連に分類されているんだろうな。一般向けの確率・統計の入門書としては、文字通りの初心者向けとして、悪くないと思う。

各章

  1. 情報を見える化する
  2. 主要な傾向を測る
  3. ばらつきと広がりを測る
  4. 確率の計算
  5. 離散確率分布を使う
  6. 順列と組み合わせ
  7. 幾何分布、二項分布、ポアソン分布
  8. 正規分布を使う
  9. 正規分布を使うii
  10. 統計的標本抽出を使う
  11. 母集団の推定と標本