完全独習 統計学入門

完全独習 統計学入門

完全独習 統計学入門

全体

  • 一般向けの入門書
  • 各章は小さく話題をしぼっている。
    • 下の各章を見てのとおり
    • 全体をとおしても数時間で読みきれると思う
  • 数式はでてくるけれど、中学ぐらいの数学で間に合う。
  • 具体的な計算手順が丁寧に書いてある。
  • 正規分布、χ2乗分布、t分布などを解説。
  • 練習問題もちょっぴりのっている
    • なんと穴埋めの問題!

各章

統計学」を効率よく、1ステップずつ理解するために本書のスタンス

  1. 度数分布表とヒストグラムで、データの特徴を浮き彫りにする
  2. 平均値とはやじろべえの支点である  平均値の役割と捉え方
  3. データの散らばり具合を見積もる統計量  分散と標準偏差
  4. そのデータは「月並み」か「特殊」か? 標準偏差(S.D.)で評価する
  5. 標準偏差(S.D.)は、株のリスクの指標(ボラティリティ)として活用できる
  6. 標準偏差(S.D.)でハイリスク・ハイリターン(シャープレシオ)も理解できる
  7. 身長、コイン投げなど最もよく見られる分布、正規分布
  8. 統計的推定の出発点、正規分布を使って「予言」する
  9. 1つのデータから母集団を推理する  仮説検定の考え方
  10. 温度測定などの例で、95パーセント当たる信頼区間を探し出す  区間推定
  11. 「部分」によって「全体」を推論する  母集団と統計的推定
  12. 母集団のデータの散らばり具合を表す統計量  母分散と母標準偏差
  13. 複数データの平均値は、1個のデータより母平均に近くなる  標本平均の考え方
  14. 観測データが増えるほど、予言区間は狭くなる  正規母集団の便利グッズ、標本平均
  15. 母分散のわかっている正規母集団の母平均は?  標本平均を使った母平均の区間推定
  16. カイ二乗分布の登場  標本分散の求め方とカイ二乗分布
  17. 母分散をカイ二乗分布で推定する  いよいよ正規母集団の母分散を推定
  18. 標本平均はカイ二乗分布する  標本分散と比例する統計量Wの作り方
  19. 母分散は、母平均を知らなくても推定できる  母平均が未知の正規母集団を区間推定
  20. いよいよt分布の登場  母平均以外は「現実に観測された標本」で計算できる統計量
  21. t分布による区間推定  正規母集団で母分散がわからないときの母平均の推定