完全独習 統計学入門
- 作者: 小島寛之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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全体
- 一般向けの入門書
- 各章は小さく話題をしぼっている。
- 下の各章を見てのとおり
- 全体をとおしても数時間で読みきれると思う
- 数式はでてくるけれど、中学ぐらいの数学で間に合う。
- 具体的な計算手順が丁寧に書いてある。
- 正規分布、χ2乗分布、t分布などを解説。
- 練習問題もちょっぴりのっている
- なんと穴埋めの問題!
各章
「統計学」を効率よく、1ステップずつ理解するために本書のスタンス
- 度数分布表とヒストグラムで、データの特徴を浮き彫りにする
- 平均値とはやじろべえの支点である 平均値の役割と捉え方
- データの散らばり具合を見積もる統計量 分散と標準偏差
- そのデータは「月並み」か「特殊」か? 標準偏差(S.D.)で評価する
- 標準偏差(S.D.)は、株のリスクの指標(ボラティリティ)として活用できる
- 標準偏差(S.D.)でハイリスク・ハイリターン(シャープレシオ)も理解できる
- 身長、コイン投げなど最もよく見られる分布、正規分布
- 統計的推定の出発点、正規分布を使って「予言」する
- 1つのデータから母集団を推理する 仮説検定の考え方
- 温度測定などの例で、95パーセント当たる信頼区間を探し出す 区間推定
- 「部分」によって「全体」を推論する 母集団と統計的推定
- 母集団のデータの散らばり具合を表す統計量 母分散と母標準偏差
- 複数データの平均値は、1個のデータより母平均に近くなる 標本平均の考え方
- 観測データが増えるほど、予言区間は狭くなる 正規母集団の便利グッズ、標本平均
- 母分散のわかっている正規母集団の母平均は? 標本平均を使った母平均の区間推定
- カイ二乗分布の登場 標本分散の求め方とカイ二乗分布
- 母分散をカイ二乗分布で推定する いよいよ正規母集団の母分散を推定
- 標本平均はカイ二乗分布する 標本分散と比例する統計量Wの作り方
- 母分散は、母平均を知らなくても推定できる 母平均が未知の正規母集団を区間推定
- いよいよt分布の登場 母平均以外は「現実に観測された標本」で計算できる統計量
- t分布による区間推定 正規母集団で母分散がわからないときの母平均の推定